2型糖尿病は環境と遺伝の2つが重なって発症します。
環境とは食べ過ぎや運動不足などの生活習慣です。
遺伝とは糖尿病になりやすい体質を親から受け継ぐことです。
親から受け継ぐ糖尿病になりやすい体質とは、主に血糖値を下げるインスリンの分泌が不足する体質です。日本人はこうした体質の人が欧米人に比べて多いこともわかっています。そのため、欧米人と違い少しの肥満でも糖尿病を発症する人が多くなります。家族に糖尿病の人がいる場合は特に注意が必要です。
糖尿病の大多数を占める2型糖尿病が、生活習慣病ということはよく知られています。しかし、2型糖尿病もインスリンを分泌する力が強ければ発症しません。つまり、2型糖尿病もインスリンを分泌する力が弱いという体質を考慮して治療する必要があります。
たとえ糖尿病と診断されても落ち込む必要はありません。むしろ糖尿病を通して、今まで顧みなかったカラダの悲鳴に気付くことで、ご自身の生活への意識や行動が変われば、本来の健康寿命を取り戻せると考えています。
糖尿病でお悩みの方は、きよしクリニックへお越しください。
