子宮頸がん予防ワクチンキャッチアップ接種後の副反応とお願い

子宮頸がん予防ワクチンキャッチアップ接種後の副反応とお願い
令和4年4月28日

ガーダシル®︎接種後に、めまいやふらつき、失神などが起こることがあります。
接種後、30分は院内で安静にしてください。

その他に、よくある副反応としてワクチンを接種した後に、8〜9割の頻度で注射部位の痛み・赤み・腫れがあることが知られています。
さらに、10人に1人の割合で、頭痛や注射部位のかゆみ・発熱があります。
もっと頻度の低い副反応として、下痢・腹痛・吐き気や胸やけ、胃のむかつきといったお腹の症状や倦怠感などの他、アナフィラキシーや気管支痙攣・蕁麻疹のような過敏症反応などもみられることがあります。

 以上に挙げた以外に報告されている副反応も知りたい方は下の表をご覧ください。

 また、事前にワクチンの副反応が起きるかどうかの予測は出来ません。過去に何らかの原因で重篤なアナフィラキシー反応等を起こしたことがある方は、他院での接種をお願いすることがあります。

 副反応により医療的処置が必要な場合、診療に切り替えての対応となるため費用負担が発生します。そのため、子宮頸がん予防ワクチンキャッチアップ接種は公費で賄われますが、必ず健康保険証の持参をお願い申し上げます。