マナーは相手に対する思いやりの気持ちをカタチにしたものです。新型コロナウイルスが社会生活に及ぼす恐怖心や不安は大きなものです。『自分が感染しない行動』はもちろんですが、『相手を感染させない行動』へ皆んなの意識が向かうとき、温かい人と人との関わりが新たにうまれ、巡りめぐって自分や大切な人に還元されて行くのだと思います。
コロナ禍でのマナーのひとつは、マスクやフェイスシールドの着用です。近畿大学医学部 環境医学・行動科学教室が2020年4月~9月にかけて、医療従事者と新型コロナウイルス患者が60cmの近距離で接する際の感染リスクについて、着用する防護具などの条件を変えて約10万回シミュレーションを行った結果、コロナ患者から感染するリスクは下記の通り低下しました。
【不織布マスクを着けた場合】
➡️36%~37%に低下
【フェイスシールドを着けた場合】
➡️2%~3%に低下
【不織布マスク+フェイスシールドを両方着けた場合】
➡️0.1%未満まで低下
当院には様々な悩みを抱えた方、不安を抱えた方が来院されます。そして、その誰もに大切な人がいます。当院の職員にも大切な家庭があります。当院ではご来院される方々と当院スタッフを新型コロナウイルス感染から守るための対策としてマスクあるいはフェイスシールドの着用を全ての方にお願いしております。皆さまのご協力を宜しくお願いいたします。
また、院内には手指消毒のためのアルコールはもちろん、空間を常に清潔に維持するため常時換気と定期的な清掃を行なっております。そして、待合室の椅子の座面と背もたれの材質もより清潔にするために見直し、柔らかいピンク色の合成皮革に新調しています(^^)
それでも、私のコラムにある『最強のコロナ対策』を忘れないで下さいね(^^)
『感染しない行動』プラス『感染させない行動』を!皆んなで皆んなの健康と生活を守りましょう!