オミクロン株BA.5で分かっている事実

①オミクロン株は、デルタ株に比べて病原性が低い。
②オミクロン株BA.4/BA.5の重症化は少ない。
③オミクロン株BA.4/BA.5は、ワクチンが効きにくい。
④ オミクロン株BA.4/BA.5は、 BA.1の抗体が効きにくい。

オミクロン株BA.5には、子どもの感染が多いという特徴もあります。しかし、子どもは感染しやすい一方、重症化しにくいということが分かっています。しかしながら、オミクロン株BA.5は家庭内で容易に感染するため、今後、子どもを介した家族内感染が増える懸念があります。
🇯🇵日本より先にオミクロン株BA.5が拡大した🇵🇹ポルトガルでは、死亡者の95%以上が、80歳以上で基礎疾患のある人でした。

過去の夏季新型コロナのピークは下記の通りでした。
第2波  2020年8月7日
第5波  2021年8月20日

このことから、お盆の帰省を考えている方は、相応の思慮と対応が求められるでしょう。

オミクロン株BA.5は、現行のコロナワクチンが効きにくいことが分かっていますが、『ワクチンは意味がない』という意味ではありません。3回目から5ヶ月後に4回目を速やかに接種することで、一人ひとりの抗体価を高めることが、個々では重症化予防、社会全体ではオミクロン株BA.5の早期収束に寄与すると考えられます。