インフルエンザワクチン接種と新型コロナワクチン接種は同時に可能

新型コロナワクチン接種と他のワクチン接種は、『13日以上の間隔を空けて実施』することとされています。
しかし、令和4年7月22日に開催された第33回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で、『インフルエンザワクチン接種は、新型コロナワクチン接種と同時に可能』と了承されました。

ただ、厚労省は、同時接種を積極的に推奨するというよりは、『1つの選択肢として同時接種も可能』という位置づけと考えているようです。

あるワクチンと別のワクチンを同時に接種しても大丈夫かどうかは、
①同時接種の有効性
②同時接種の安全性
の2つの側面で検討します。

この2つの側面について、ファイザー社・アストラゼネカ社、モデルナ社、武田薬品が検証しました。

①同時接種の有効性
■ファイザー社・アストラゼネカ社、モデルナ社の検証
➡️ 新型コロナウイルス抗スパイクIgG抗体価とインフルエンザHI抗体価は問題なく上昇した。

■武田薬品の検証
➡️ インフルエンザHI抗体価は問題なく上昇する。新型コロナ発症予防効果も87.5%あって、新型コロナワクチンだけ接種した場合の89.8%と同程度だった。

② 同時接種の安全性
■ ファイザー社・アストラゼネカ社、モデルナ社、武田薬品の検証
➡️いずれの検証でも、同時接種したからといって有害事象(副反応)が増えることは無く、『安全性の懸念は認められなかった』。

アメリカ🇺🇸やイギリス🇬🇧では、令和4年5月の時点で、『同時接種は安全である』という基本方針が示されています。
これらの知見と諸外国の対応を考慮して厚労省は、『インフルエンザワクチン接種は、新型コロナワクチン接種と同時に可能』と認可した経緯です。

令和4年4月以降、日本🇯🇵と季節が真逆の南半球のオーストラリア🇦🇺・南米チリ🇨🇱・ウルグアイ🇺🇾でインフルエンザが大流行しています。

きよしクリニックでも、今秋以降、希望する全ての方にインフルエンザワクチン接種を開始できるように準備中です。