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2型糖尿病は多数の遺伝子の変化と環境要因により発症します

ありふれた生活習慣病といわれる2型糖尿病・高血圧・がん・認知症などは、遺伝要因と環境要因の双方が複雑に影響しあって発症し、遺伝要因には多数の遺伝子が関係すると考えられています。

そして、2型糖尿病の遺伝要因の度合いは30〜70%と推定されています。

2型糖尿病は、多数の遺伝子の変化と環境要因により発症する『多因子遺伝性疾患』ですが、実のところ糖尿病の遺伝要因の大部分は分かっていません。

これまでに、90個以上の遺伝子が2型糖尿病発症に影響すると報告されています。しかし、これらの報告されている個々の遺伝子が糖尿病発症に影響する効果は非常に小さいと考えられています。

糖尿病の治療にあたっては、糖尿病を『体質』と捉え、食事や運動など環境要因に対する考え方を生活にどのように取り入れていくのかも大切な課題です。

たとえ糖尿病と診断されても落ち込む必要はありません。むしろ糖尿病を通して、今まで顧みなかったカラダの悲鳴に気付くことで、ご自身の生活への意識や行動が変われば、本来の健康寿命を取り戻せると考えています。

糖尿病でお悩みの方は、きよしクリニックへお越しください。

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