日本脳炎はアジア地域で流行する疾患です。東は日本から韓国・中国・東南アジア諸国 を経て、西はインドまで、南はインドネシア・ パプアニューギニア・オーストラリア北端まで発生報告があります。アジアには日本よりも多数の患者が発生している国が多いため、アジア地域への渡航者に対してはワクチンの接種が推奨されます。

日本脳炎を媒介する蚊が多く発生する雨季の滞在や農村部の屋外での活動機会が多ければ、感染の危険が高まります。

成人への接種は、合計3回以上、最終接種から10年以上経過していたら1回の追加接種、未接種の場合は流行地への渡航まで最低2回の接種を済ませておくことが推奨されます。