潜伏期間は2〜6週間(平均4週間)、初発症状は発熱、倦怠感、食欲不振などです。その後、黄疸や肝腫大が出現します。 第二次世界大戦後、衛生環境の整備とともに感染伝播は制御され、日本での新規感染はありません。そのため、衛生環境の悪い発展途上国へ渡航する方には、A型肝炎ワクチンが推奨されます。 日本のA型肝炎ワクチンは、添付文書上0歳から接種が可能ですが、WHOは1歳以降の接種を推奨しています。